みかんの歌

みかんの花が 咲いている
思い出の道 丘の道
はるかに見える 青い海
お船がとおく 霞(かす)んでる

黒い煙(けむり)を はきながら
お船はどこへ 行くのでしょう
波に揺(ゆ)られて 島のかげ
汽笛がぼうと 鳴りました

何時か来た丘 母さんと
一緒(いっしょ)に眺(なが)めた あの島よ
今日もひとりで 見ていると
やさしい母さん 思われる

こんな歌ご存知ですか?
「みかんの歌」だと記憶していたら、
「みかんの花咲く丘」でした。
倉敷の友人から、
「四国の実家の放ったらかしになっている
畑のみかんを採ってきました。
甘かったり酸っぱかったり、
大きかったり小さかったりですけれど」
という手紙が添えられ、
みかんが送られてきました。
真っ白な銀世界の峰の原もいいけれど、
この歌のような瀬戸内海もいいなぁ。
懐かしいなぁ。