いただきもの

昨日の日中はポカポカ春で雪がとけ、
夜は霧氷がつく程度の冷え込んで、
今朝はつるツルガチガチで足下が心配です。

このお花、年末にお隣から
「お正月のお花にでもぉ」といただいた中のカーネーション。
他はしおれてきたのですが、
何か特別な薬でも入っているのかと思うほど花持ちがよくて、
いつまで美しく咲いているのかと、
毎日観察しています。
いやぁ、悪くはないけどなんか、
お花には申し訳ないけど、
いささか、見飽きてきちゃう…
ごめんなさい。
やっぱり、花はある程度で
枯れてこそ花でいられるものなのかも。

こちらは、なんと男性からいただいたんです。
「梅と思ったんですが、木瓜です」と、
梅の名所水戸の彼はもうしわけなさそうでしたが、
木瓜の花は形も丸くて色も
複雑なオレンジぽいピンクで好きです。
名前の通り実もできますよね。
わざわざお花屋さんで買ってきてくれたようで
「何流ですかって尋ねられたんですよぉ」と笑ってましたが、
私、無作法で華道も茶道も習ったことはないのです。
正確には、ちょっと背伸びをしたい年頃に、
母に華道も茶道も習いたいというと
「必要ありません。
大人になって自分が必要だと思った時に自分で習いなさい」
と、まったく取り合ってもらえなかったと言うか、
何かあったのか、母はどうも「家元」制度などが
嫌いだった気がします。

で、私は見よう見まね、好き勝手に
花も生ければお茶も飲む。
(たしなむと言わなくちゃお行儀悪いですね)

ちょっと行儀の悪い枝を落としたので、
どこかにと思って、
お手洗いの洗面所へ。

いただきものは、お花だけじゃなく、
このシャツというのかワンピースも友人からの頂き物。
「似合ってますよ」と、
昨日のお客様に褒めていただいたんですが、
どの方も、これはペンションにぴったりとか、
カズミさんに似合うかなぁって、
あれこれ一生懸命考えてくださるんだと思うんです。
そういうお気持ちにお応えしたいと、
微力な私も頑張ってみるのですが、
花はまだしも、
私の顔やスタイルは、
はさみで切って形を整えるわけにもいかず、
申し訳ないです!