草木が、日に日に大きく伸びています。
ペンション村記念館の庭は、
グッチ教授が、峰の原にある植物のみの山野草植物園として
作りつつあったものです。
庭というものは、完成した姿なんて
わからないものでしょうが、
山野草となると、ますます、
どうなるのがいいのか・・・
ご本人も「大変なことをしてしまった」と、
悩んでおられましたけどね。
記念館の管理人の二郎も、
「名前はわからないけど、
色んな花が咲きはじめちゃった」と圧倒されつつ、
グリーンラボのブログで紹介し始めたようです。
さて、絡みついていた枯れ草を取り除いて、
すっきりしたこの木はなんでしょう。
わからなかったので専門家の友人に聞くと、
ニワトコだと教えてくれました。
ニワトコって、なにか怪しい響きだと思っていたら、やっぱり!
魔力があるらしい・・・
ニワトコ一つでずいぶん楽しませてもらいました。
偶然、読んだこの本。
大学教授でありながら、
早く辞めたいなんて思っている偏屈な方には、
大いに共感を呼びそうな気がしますが、どうかな。
帯には「文学と大学の落日をめぐる、
ブラックユーモアあふれる長編小説」とありますが、
ふふふ、古い人間には楽しい本です。
フキ、ヨモギ、ウド、コゴミ、そんな緑の新芽を、
ちょっとおすそ分してもらって、
の天ぷらにしていただきました。