おばあさんの仕事・・・

今の気温5度。
朝日に露がついたみどりがキラキラとキラ輝いています。
この空気、肌触り、言葉になりません。
これからの季節、下界に降りるのもったいない。

何も用事のない週末
楽しみにしていた庭のシロバナエンレイソウが
今年も出てきました。
今年は4姉妹。
毎年少しずつ株が大きくなっている気がしますが、
エンレイソウは増える気がするのですが、
近くに新しい芽が出てこないのはなぜかしら。

これは、フサスグリの花。
地味ですが、よーく見ると可愛らしい形です。
何か、洋服の布地の柄にでもしたいような。
この淡いクリーム色もなかなかのものです。

フキノトウも、綿毛になりました。
そろそろ役目を終える頃のようです。

先月、男どもが切り倒した白樺。
こんなことになっていました。

春は一番水を吸い上げている時で、
この時期に伐るのは酷だったなぁ・・・

2日間ほど、半日ずつですが、
二郎の住むペンション村記念館の庭の掃除をしました。
誰に頼まれたわけでもないのですが、
なんとなく片付けたくなるのはなぜでしょう。
余計なおせっかい。

そういえば、私がこどものころ、
祖母が訪ねてくると、
朝から晩まで庭の掃除をしてくれて
庭が見違えるほど綺麗になりました。
峰の原のご近所でも
朝早くから箒の音がするなぁと思うと、
おばあちゃんが来ておられ、
数日間で庭が見違えるほどきれいになります。

そうね、そうかも。
娘や息子の家でも、
家の中を掃除するのは気がひけるけど、
庭ならのびのび片付けられるってことかしら。
おばあさんは、貧乏性なのかしら。
私もそういう役目をする歳、
立場になったってことかもねぇ。 
若い人は片付けるよりも新しいことをしたいものね。
年寄りは、ひたすらあとしまつ・・・