求む、アイデア!

小屋の作業は、
親方が一人でコツコツと進めてくれてます。
「なにか手伝いますか」と、尋ねると
「ま、いいんじゃない」というお返事。
小屋の玄関の横の、裏の倉庫の壁。
「もう、見慣れちゃったけどね」とは言うものの

小屋の雰囲気との違和感ありますよねぇ。
さて、ここをどうするのがいいのかなぁ。
物知りでセンスの良い友人は
「イタリアの町なんかにあるような
だまし絵なんかどう」と言ってくれるのですが、
親方は、「上が波板でしょ、
絵を描くにしてもまずは
平にしなくちゃ無理じゃないのぉ」と。
それにね、絵を描く知人友人はたくさんいますが、
果たして誰に頼むのがいいんだろ・・・
予算の問題もあるしねぇ・・・

床はもうほとんど完成です。
県産材のカラマツのB級品を買いました。

親方が使っている道具。
コンプレッサーから圧縮空気を送って、
プシュプシュと鋭い音をさせて、
床板にこのピンクの塗装された
細長いホッチキスのようなものを打ち込みます。
このピンクの塗装は接着剤なんですって。
板に打ち込む時に摩擦で熱くなって溶けて、
より固定力が強まるらしいです。

このサイズを打ち込むためには、
この道具が必要だそうで、
日本のメーカのものですが、
アメリカで売られているものを買ったとか。
いやはや、なんでも道具があるのですねぇ。

親方の足元を見たら、
何やらまるで古楽器演奏者でもが
履いていそうな雰囲気のおしゃれな靴。
「うん、だいぶ前に、上履きにいいかなと思って買ってたんだよ」
ですって・・・
この靴を作業用に使うのか。
なんか、いつもなんとなくおしゃれなんですよねぇ、親方。
だから、オジサン、いや、すでにオジイサンなのに、
若い女子に人気なんだろうねぇ。
まぁ、モテる人は細部に拘りますからねぇ。