いろいろあったり、ありそうなので

雪が小止みになり、ホッとしています。
午前中は、止んでいるそうな・・・

お知らせです。
今週火、水、木は、以前からの
ご予約をいただいてなかったので、
いろいろあったり、いろいろありそうなので、
ご宿泊は素泊りのみとさせていただきます。
御迷惑おかけし申し訳ございませんが、
よろしくお願いいたします。

めったに人に頼るなんてことのない妹から、
「手伝ってもらえるなら」と、
雪下ろしの手伝いをしてほしいという
電話がありました。
去年屋根を張り替えたら、
屋根の雪が素早く滑り落ちるのはいいのですが、
落ちる場所がなくて、
完全に1階が埋もれてしまったようです。
Ne.co.も埋もれつつあります。
表はまだこれでもマシなのですが・・・

1階と2階の隙間はこれくらいあるのは、まだまし。

「どこにいるのぉ」
「こっち、ここよぉ」と、声の聞こえる方を見ると、
屋根の上に・・・

笑ってますが、ひとつ、
いいえ、1秒違えば、
とんでもないことになっていたと思います。
妹は屋根の上の方で作業をしていて、
雪崩の上をサーフィンのように乗り
(本人が、そういうのですが)、
私はすこし下で作業をしていたので、
逃げたのですが、逃げきれず・・・

1,2秒の間の事のはずですが、
逃げながら「もうダメかも」
「すこしでも前にヘッドスライディングするべきか」
「横に避けられるか」
「足はどうしよう」などとあらゆることを考え、
それを自分で映像で見ていたような気がします。
そして、かろうじて上半身は外に
出るところで雪が止まりました。

「そっちは大丈夫?」
「生きてる?」
「自力で出られる?」
と、お互い安否確認をしました。
私は近くにスコップがあったので、
体の下は自力で雪を掘り起こせましたが、
背中の上の雪はあまりの重量にどうにもならず・・・
どこの骨も折れなくてよかった・・・

「カメラ持ってないのが残念やわ」
「持ってるよ」
「写しとこ」「すごいねぇ」
「写真送ってね」って、
還暦過ぎの関西系おわらい姉妹は、こんな時でも、
なんか緊張感がないというか・・・
この会話の後、脱出出来ました。

じつは昨日、この騒動の前にも、
ご近所で屋根から落ちた雪に子どもが埋まり、
ドクターヘリで搬送するという怖い事故がありました。
ずっと雪が降り続き、
すこし晴れ間ができると皆
雪下ろしを始めるのですが、
雪下ろしは、危険な作業です。
絶対に一人でやってはいけないと
身を持って体験しました。

「くまのプーさんが穴にはまった時みたい」
などと後で笑えるくらいのことで、
本当に良かった・・・