五月雨

今朝は久しぶりに雨音がしています。
五月雨を集めて早し最上川。
俳句を知らない私ですが、
さっとこんな芭蕉の句が口をついて出ました。
実際は、五月雨は旧暦の5月、つまり今の6月で梅雨の雨の表現なのですね。
さみだれの「さ」は、田植えの古語とは、知りませんでした。
日本語の奥は深い。

須坂のお隣、高山村に生ハム工房ができました。
ジビエ仲間(私は食べるだけですが)たちが、
見学に行き、おいしかったと感動していたので、
注文して分けてもらいました。
これは2年ものだそうで、香りが濃厚。
この辺りには、おいしいパン屋さんもたくさんありますが、
生ハム工房やチーズ工房がいくつかできてきました。
これもワイナリー効果の一つでしょうか。
誰かの夢が、また誰かの夢に繋がっていくようです。
それぞれが、こだわりを持って、その道を
極めようとがんばっておられます。

昨日は森フェスの実行委員会。
皆、真剣そのもの。
私はこのイベントの実行委員長で、
次男もメンバーですが、他の人達も皆、
私の息子世代です。
すごいねぇ、若いって。
彼らにとっては普通のことでも、
私から見ると才能があふれてるようにみえます。
まさに人生の旬かな。

彼らと一緒にいますが、
私はというと、受験勉強の子どもの親のように、
「頑張ってね!」と、
号令をかけるくらいしかできません。
そして、「はい、おやつ」「コーヒーはここにあるからね」
「さぁ、カレーでも食べて」などと差し入れ担当。

こうして、次の世代を眺めながら歳をとっていけるなんて、
なんて贅沢なんでしょう。