峰の原の草原をつくろう!

昨日の「峰の原の草原をつくろう!」は
すばらしいお天気と
集まってくださった皆さんとのおかげで、
楽しく有意義な時間がすごせました。
参加してくださった皆さん、講師の皆さん、
そして応援してくださった皆さん、
ありがとうございました。

こんな感じで静かに始まりました。

まずは長野県の林務部の方から
シカについてのお話。
この右の図、長野県の現在のニホンジカの生息区域。
今までいないといわれていたような場所にもいる
ということがよくわかります。

サラリとですが、なかなかコワイことが
書かれているのわかりますか。
まだ直接的には、シカから影響を受けていない峰の原の草原ですが、
とにかく、今から気をつけること、
とにかく母子のシカの侵入を防ぐこと。
心に留め置きたいと思います。

こちらは、草原のお話。
なぜ草原が減ってしまったのか・・・
大昔から、草原は人間の暮らしに
なくてはならないものだったのですが、
現在の人間の暮らしにはなくては
ならないものではなくなってしまいました。
そうなってしまった今、
草原を維持することは簡単なことではないと・・・

いつものことですが熱心な参加者の方が多く、
なかなか前に進みません。

最高のお天気にも助けられ、
皆さんに峰の原の草原を
たっぷり楽しんでいただけたと思います。
このたった1haほどの草原に、
これだけ多くの種類の花が見られるのは
珍しいとの感想をいただきました。
そうだとしたら、ちょっと嬉しいけれど・・・

シカの話を聞いてからの鹿肉のジビエランチ。
歯ごたえが違いますねぇ。

黄金桃のデザートも。

午後は、鹿革のクラフト作り。
絵心のある人は、サッサカ、サラサラと。

鹿革は柔らかくよく伸びます。
皮なめすには技術が必要でのはかなり難しいとのことで、
専門家にお願いすることが多いようです。
昔は毛皮も皮も必需品だったのですが、
今は需要が減ってたようです。