さそり座会

 屋根からボトンと雪が落ちる音がしています。
今朝は、氷雨。

昨日、妹と二人でお互いの誕生日祝いという口実でお出かけ。
アプローチにはこんな演出も。
凍ったコスモス

窓の外がぼんやりよく見えませんが、
北信五岳がくっきりと見える眺めのいい席でした。

お食事には、だいたい3時間程かかりますとのこと・・・

コースが始まる前には、塩味やエスプーマを使った軽いお菓子が
すこしずつエレガントに盛り付けられて

前菜
手前は、暖かいカブのスープというかエキスというか

お魚は、鯛でしたが、
付け合せもどれも手の込んだものばかり

お肉は豚肉を注文しましたが、
塊肉の周りにはひき肉が巻かれていました。
この温野菜たち、アートですね。
点々とある赤いのは、ビーツのソース。
隣の妹も同じものを注文しましたが、
全てお皿が違い、
この一皿はソースも違いました。


最後には、一口ごはんも出てきます。
この他自家製の天然酵母のパンを何種類かいただきましたが、
どれもおいしいパンでした。

シャインマスカットのタルト。
棒状のタルト生地、シャインマスカット、クリーム、そしてチュィール・・・
そうか、こういう盛り付けもありなのね。


最後のコーヒーには、マカロンとギモーブ。
ギモーブって、フランス語でウスベニタチアオイから由来してたのねぇ。

この後、ハーブティもサービスで出していただきました。
3時間とまではかかりませんでしたが、
せっかちさそり座バアサン二人、
話すことがなくなるほど、ゆっくりとさせていただきました。
1年に1回くらい、いいわよね。

これだけの手間がかかったお料理、
行ったことがないから定かではありませんが、
都会ではこの倍ほどのおねだんじゃないかしら・・・
もっとたくさんの方に知ってもらえるといいなぁ。