東御サンババ旅 番外編

夜中強い風が吹いていました。
二階で寝ておられるお客さんは、気が気じゃなかったかも。
この後、雨になるそうですが、いったいどうなることやら。

東御でしゃべり笑いつづけた後、
友人たちと別れ、母を病院に送って行きました。
待っている時間がかなりありそうだということで、
上田の町中までおりてみました。
今風の黒板が窓際に見てます。
お花屋さんです。
前にもご紹介しましたが、姪の友人がやってます。

カウンターの上には注文された花束かな。
春らしく華やかな色合い。

ああ、わかるなぁ、女の子がなりたい職業で、お花屋さんが人気なのも。
見てるだけならこんなに素敵な仕事はないかも。
でも実は水仕事だし、力仕事もあるし、
花は冷たいところのほうが長持ちするから暖房だって入れられない。
お花屋さん、実は過酷な労働条件です。
しかも、なま物は売り切らないとねぇ・・・
楽な仕事なんてあまりないけど、
せっかく始めた仕事、かの女なら大丈夫だろうな。
だって、野に咲く花のような人だから。

見てるとあれもこれも欲しくなり、
これは母にあげよう、これはあの人などと口実をつくって、
小さな花束やビオラの苗をひとポット買ったり・・・

でね、私のお目当てはこれだったんです。
水栽培にできる蕾のついた球根も売っていたので、
出窓に飾るために買いました。
原種のチューリップだそうです。
この大きさ、この感じ、まさに私好み。
買ってきた時はまだつぼみが硬かったのですが、
ここ数日の暖かさで開きました。
花びらは光がさすと開き、夜には閉じて寝ています。
雪が溶けたら、地面におろしてあげましょう。