見知らぬ世界

さて、月曜日。
また梅雨空が戻ってきました。
昨日、高原食堂が終わった夕方から、
窓を開けて盛大に掃除をしておいてよかった。


まずは昨日のセミのその後。
なんだか普通ぽくなってきたような・・・
でも、もっと近くによってみると、全身がなんとなく粉っぽい。
筑波大学の研究者の方から、
この菌について詳しい解説をしていただきましたので転記いたします。
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貴重なセミのカビの記録を有難うございます。
このカビは、接合菌類(現在はトリモチカビ門ハエカビ綱)のハエカビ目、
ハエカビ科、ハエカビ属の新種Entomophthora sp.なんです。

実は、まだ名前のついていない未記載種であるということ自体は、
僕が学生の頃、20数年前から分かっているのですが、
未だに新種発表ができていません。
目下、菅平や八ヶ岳などエゾハルゼミなどが分布するような
冷涼な地域からしか見つかっていません。
ハエカビの仲間でセミに発生する種は非常に少なくても、
世界的に見ても大変稀な珍しいものです。

そして、こちらも貴重なもの。
友人からのプレゼントなんです。
さすが彼女のセンスは抜群です。
播州織という織物だそうで、新しい色彩とデザインで
失われかけていた技術を復活させてとのこと。
ふんわりと柔らかく温かい織物です。

ということで、また一人で色々遊んでみました。
この間テレビで見たアフリカの女性の真似。
このままアフリカに行きたい。

そして、あまりの軽さに、嬉しくなってすっぽりかぶったら、まるでブルカ。
これで、中東にも行けるかも。
スカーフ一つで、世界旅行させてもらいました。

我が家の中で知らない世界へ行ってきました。