たまには映画も

昨日の早朝、北海道の地震を気にかけながら、
また日帰りで大阪に行ってきました。
新大坂に着くと外国人観光客が溢れていました。
街路樹が折れていたり、住宅街の何軒もの家の屋根が壊れていたり、
あの辺りは夏前に地震があったばかりで青いシートもちらほら目につきます。
第二室戸台風を知っているという年配の高知出身のタクシードライバーさんが
「ほんまに恐ろしかったです」というほど。
岡山や広島の台風の後もまだ復旧していないし・・・


7日までに見たかった映画の上映が終わるというので、
ちょうど上田で用事があったついでに映画館へ。
なんとも怪しげ、懐かしげな雰囲気でしょ。

本当は5本見たい映画がかかっているのですが、
とりあえず今回は上映期間が終わりそうな「モリのいる場所」と「ザ・スクエア」2本。
映画の感想ではなくその観客についてですが、
「モリのいる場所」は、主演がこのお二人だし、
午後4時からという時間のせいもあるのかもですが、
平日ににもかかわらずけっこうな人数の方が見に来ておられましたが、
ほぼ9割はシルバー割引の方たちでした。
「ザ・スクエア」はネクタイ姿の仕事帰りのサラリーマンと私を含めて3人の女性のみ。

ザ・スクエアはザ・スウェーデンな映画でしたが、
私の知っている範囲のスウェーデンのらしい冷たさというのかクールさというのか、
スマートさというのか、なかなかするどく、もっと見てほしいな。
美術館のキュレーターという題材が北欧に憧れてる人にはいいかも。

そして、見終わって外に出て、びっくり!
あのいつも静かな映画館が若者で溢れかえっていました。
この後の上映は、今話題の「カメラを止めるな!」だものねぇ。
天の邪鬼な婆さんは、今度見てみようかなと思ってたけど、やめよかな・・・
こんなに見る世代がくっきり違う、上田映劇の多様なラインアップ。
いいねぇ。