拭く、捨てる

霧の土曜日。
あと少しで片付くか・・・
ペンキはかわいてきたものの、漆喰は当分このまま。
今日いらっしゃるお客さんにはご迷惑おかけいたします。


さぁ、朝が来てしまった。
ガランとした部屋に声が響きます。
なんとか今日中に片付けたい・・・
引っ越しと大掃除がセットみたいな状況、まいったなぁ。

しかし、こんなものまで一個ずつ拭いてるようではねぇ。
化石にサンゴ、石ころ、貝殻・・・
捨ててしまえばいいものばかりなんだけど、捨てられない。
捨てないなら、キレイにしておいておかないとかわいそう。

ここ数年、CDなんて聞いたことがない。
ならば捨てるか、売ってしまえばいい・・・
そう思って拭いて捨てようと選んでいるうちに惜しくなってしまいました。
ああ、片付くワケがない。

ああ、魔法使い、カモン!
助けてほしいよ。

この100円札はスウェーデン人の女の子が20年近く前に
六本木のバーでバイトしていたときに、
日本人にもらったと言っておいていってくれたけど、
彼女は今は小児科医で、子どもも高校生だわ・・・
よし、今度、どこかで使っちゃおう。

片付けが終わらないって人生そのものだ!