黒岩山へ

朝5時頃外は霧。
霧が少し薄くなった6時頃、芝生は真っ白。
さすが山の上、まだまだ油断できませんね。


別荘の友人から「今日お暇かしら。黒岩山にいかない」と誘われ、
一つ返事で「行きます」と便乗。
前から行きたかったんですもん。
右の端の山の方からここまで来ましたよ。

なんとなんと、山全体が国の天然記念物指定を受けています。
この日の前日に、ここまで除雪できたばかりで、
まだ信越トレイルは歩けませんでした。
ここまで来るまでいけるというのは、楽ちん。


ここから先が開くのは5月末。
こんな緯度経度で標高もなくこんなに雪が降る場所って、
世界でも珍しいでしょうね。

まだ山頂の池の上には、雪。
そりゃそうですよね、
望月は、この連休もこの近くの鍋倉山でスキーツアーですもの。

友人は「多分、これはナガハシスミレよ」と。
でも、花の時期は、まだ少し先のよう。

マンサクもこんなに満開。

いいなぁ、ユキツバキも控えめで

全山カタクリともいえそうなほど、あちこちにびっしり。
こんな藪の中にもあって、野生の植物はたくましい。

キクザキイチゲ

もうここのエンレイソウはこんなに開いてました

車道のノリ面もカタクリだらけ

あっちもこっちも
ひらひらと飛んでいたのは、ギフチョウかもと妄想してました。

わぁ、もうコゴミも出てる

こんなにあれば、食べても平気でしょうねぇ。
って、ここの動植物ははすべて持ち出し禁止ですよ。

はじめて見る植物。
チンチョウゲに似てると思ったら、やっぱり仲間でした。
ナニワズというそうな。

「キハダかしら」「でも、黄色くないわよ」ということで、
宿題にして調べたら、センノキ(ハリギリ)じゃないかなと。
ハリギリは、幼樹のときは鋭い針のようなトゲがあり、
ハリギリと言われてますが、新芽はおいしい山菜です。

山裾から頂きまでの斜面のあらゆるとこにカタクリがあり、圧巻。
黒岩山の樹木は、とにかく多様で、ワクワク感が広がります。
秋もきっと素晴らしい紅葉でしょう。
また違う季節にも行ってみようと思います。