花の命は短くて

曇りがちの日曜の早朝。
昨日の朝、若い友人の訃報が届き、なんとも虚しい、いや、悔しい。
もしあの世があって、会えるのなら、まず叱り飛ばして、
連れ戻せるなら、縄つけてでも引っ張ってくる。
植物が彼との縁を繋いでくれた。


3日前に咲いたサンカヨウが、すでに昨日の雨で散ってしまいました。
本当に儚い。
これは地主の許可をもらって、保存のために移植したもの。

園芸種を買って植えたヤマシャクヤク。
毎年、なぜか自生のヤマシャクヤクより早いと感じます。
横見沢に40年以上前に植えているオオヤマザクラも
自生のサクラと開花時期が違う。
生まれたときの遺伝子がそうさせるのか、環境なのか、
どこかに研究してる専門家がいるのかなぁ、知りたい。

元あった場所には消えてしまったシロバナエンレイソウが、
ひょっこり違う場所で咲いてました。
その距離6メートルほど。
さて、どうしてここに移動できたというか新しい命を繋いだのか。
小さな双葉は、きっとキツリフネ。

うちの庭で一番の豪雪地というか、
屋根からの雪が落ちてくる過酷な場所にあるクリスマスローズ。
かねてから植物の開花時期は雪の量に関係するのではと
素人考えしていますが、
庭の他のクリスマスローズより1月近く遅い開花となります。

そしてニリンソウが見頃

ウスバサイシンは葉が大きく茂り始めました。
これは、多分近所のペンションからもらったと思うんだけどなぁ。

イカリソウも満開
これも誰かが植えててくれました。

なんだかんだいっても、人間が一番自然撹乱してるなぁ。
あれこれ思いながら、毎日庭を眺めて楽しんでます。

植物見習って、生きてかなきゃなぁ。