なつぞら旅・白樺細工

こちらはまだ青空です。
何事もなく台風が過ぎ去りますように。


実は、今回のなつぞら旅は庭巡りでも、朝ドラ狙いでももなく、
こちらが目的の旅でした。
まずは、ウエルカムティ。
もちろん白樺ティ。

さぁ、スタート。
まずは皮剥。
年輪と同じように、外側の皮の層も厚くなるので、
やはりこれくらいの大きな木がいいらしい。

真剣です。
木は4月頃から初夏までに伐採したものが剥きやすいそうです。

どうです、いかにも北海道でしょ。

中島みゆきの「麦の唄」が、頭の中で鳴り響く。

ここは農場で、いろんなイベントもやっておられるようです。



白樺細工の皮は、芯のすぐ外の内側の皮が一番丈夫で上質。
右端にテープとして売っているものは、ロシア産です。
皮をテープにしたら、もう80%できたも同然。
あとはカゴ編みと同じですからね。

工房ameiroさんは、白樺愛があふれる皆さんです。
なんでも、上高地のホテルでも賞品を販売なさっているようです。
白樺細工 工房ameiro  

やっぱり人、愛ですねぇ・・・

ランチも白樺フルコース。
ローカル雑誌の取材もありました。

白樺スープ、白樺でスモークした食材などなど

パンは帯広のイタリアンのお店のものだったかなぁ・・・
ししゃももスモークに。

このお料理を作ってくださった方は、以前白馬で働いていたとか。

農場のお手洗い。
ここの奥さんが「汲み取りだけどね」と教えて下さいました。
何やらブルーシートをかけて作業しておられたのですが、
汲み取りの肥溜めを覆っているコンクリートの隙間から
水が入るからと直しておられ、思わず手伝いたくなった・・・

なんか北海道の人はカワイイものが好きな気がする。
ユースにもカラフルで、所狭しとかわいいものが飾ってあるし、
そう、女性たちも親切で、ホンワカカワイイような、オバサンでも。

午後から編み始めます。

講師の方の道具箱がまたかわいい。

できがったのは、ピンクッションを入れる籠です。
北海道の白樺は、防風林にも使われていたそうですが最近減っているとか。
それにしても、北海道の白樺は、長野に比べ、
すくすくまっすぐ育ってる気がしました。
広大な原野で、人も自然ものびのびなんだろうなぁ。
細かいこと、いちいち気にしてたら生きていけないのかも。

さて、今度は峰の原の白樺でチャレンジかなぁ。