パセリカレー

朝、カーテンを開けると庭は粉砂糖をかけたように薄っすら白い。
雪を見ると、なぜか、こどもの頃からワクワクします。


「パセリカレーにでもしてぇ」と、大量のパセリをいただきました。
パセリカレー、ご存知ですか。
あのおしゃれなお料理のエッセイをかいておられる
エッセイストの平松洋子さんのレシピです。

火を付ける前に、合いびき肉にカレー粉をまぜこんでから、
火を通し、少し肉に赤みが残るくらいに2,3回に分けたパセリ投入

トマトピューレとありましたが、トマト水煮に投入

さて、となると、新米ですよね、当然


息子が友人のりんご農家から、
親方と一緒に、出荷しない木からもぎ取ってきたりんごくれたのですが、
さすがにこれだけ傷んでいると腐りやすいので


皮をむいて、砂糖も加えず、圧力鍋で調理。
不思議ですが、こんなに赤くなるんですよ。
圧縮することで、果実から赤い色素が抽出されるのかなぁ、わからん


ほんと、野菜はパセリ以外はトマトの水煮と
すりおろした少しのニンニクと生姜のみ。
調味料もカレー粉以外は、塩と胡椒くらいで、シンプル。
いかにも平松さんぽいと思うのは、私だけかな。

人が作るものに同じものはない。
どんなにしても個性が出ます。
なので、このパセリカレーもレシピは平松さんですが、
もうすでにカズミ風になってます。