贅沢な授業

連休終わって、曇り空の朝。
皆さん、今年最後の三連休、たのしまれましたか



根子岳ミーティング2日目、朝9時からスタート。
コンサーベンションアライアンスジャパン(CAJ)の理事の篠さんのお話。
https://outdoorconservation.jp/
CAJはアウトドアメーカーによる、アウトドア環境保護基金。
私がやっていた熱帯林活動に35年ほど前に、
アウトドア会社のパタゴニアに支援していただいてこ゚縁がありましたが、
去年、また、友人がつながり、ご縁が復活し、
今回は企業の環境保護支援について話していただきました。


2時限目は、地元菅平のやまぼうし自然学校代表理事の加々美さんの
環境教育についてのお話。


お話を聞いたあとは、さぁ

初めて合う人達が、協力しながら、真剣にオリガミ


苦戦しながらも楽しく、手も頭も使って


思わず走ってしまうほどのワクワクってなんだ

そして、外で写真にあった場所探しと

まさかの目隠しで、今度は耳と手を使って観察


バディを組んで

「目隠しなんて、何十年ぶり」なんていいながら


そして、最後に、目隠しで観察したものを絵にしてみます


この優しい微笑みをみれば、どんなにこの時間がたのしいか、
わかっていただけますよね


そして3時限目は、菅平の筑波大学の山岳科学センターから
菌類の専門家である出川さんのおはなし。
出川さんとも、まだ彼が大学院で研究していた頃からのお付き合い。
自己紹介だけでも1時間かかるというツワモノ。
講義をきくというより、落語を聞いてる感じ


そして、こちらもまた30年以上の付き合いの
安曇野の豊科郷土博物館の自然担当の学芸員の松田さん


彼女とはこの夏一緒にスウェーデン、ドイツの旅も楽しみました。


彼女が山で調査中に見つけたフクロウの死骸の羽の標本。
ルーペで風切羽も見せてもらい、
なぜフクロウは音を立てずに飛べるのかを考えて
「わぁ、すごい」「ええっ、こんなになってるんだ」と大興奮


そして、最後の授業は、すでに薄暗くなる時間。
京都大学で昆虫について研究する森さんの、蟲瞰学のお話でしたが、
まさにサイエンスで哲学的な深い。
https://www.spsj.or.jp/group/group_497.html
森さんは実行委員の大学の同級生。


夕方、終わりましたが、皆さん去りがたいご様子。
結局、私はこの日は夜中つ書くまで話し続けてしまいました…
同じようなことに興味を持つ人に会えるということは、
こういうことになるのよねぇ。

明日に続きます