飛べ、女の子

ペンションの玄関の軒の屋根の上の氷の塊が落ちました。
朝から、野鳥のさえずるを聞きながら、氷を退かしました。
こんなに早く落ちるのは、珍しい。
でももう、3月も半ば過ぎなのね。


姪の長女が小学校に入るというので、お祝い何がいいかと尋ねると、
「何もいらないから、刺繍してくれないかなぁ」
「かずちゃんのところの女子トイレにある刺繍の本みたいなの」と、まさかのリクエスト。
この本、買ってから眺めるだけでしたが、ここで出番が来るとは・・・

今から半世紀前の糸、100円ショップの刺繍枠、ネットで買ったカーボン紙・・・
図案を拡大して写して、糸を見繕って、準備ができたら、
さて、やるしかないね。

なんと繊細な図案

1日座り込んで、完成。

でも、これは片面だけだし、なんかもうちょっとやってみたいと、
むらむらと刺繍魂(そんなものあるのかどうか)が蘇り

自由に羽ばたいてほしいという気持ちを込めて、
こんな図案を描いてみました。
パステル調の薄紫のバッグの生地にしようかと迷っていたので、
紫のワンピースを着せてみました。
なかなか思うようにはできないけれど、
これで許してもらいましょう。
飛べ、女の子。