上ったら下りる

霧が少し出ています。

今日は気温が下がるそう。

国立公園ですが、ここは何回か火事になった場所なのですが

負の遺産とでも言えるような現場を、案内看板を設置して、
展示を充実させて開発活動に使う、いいね。
この火災は、ほとんどが人災だそうです。
どこでにもマナーの悪い人がいるのは、困ったもんだ。

あのですね、上った分だけ下がるんですよね

さて、これで最後かしら

いや、まだ上るし

また下がる。

一人ずつしか通れず、下ではタフそうな女性たちが

一度道を見失いそうになりつつも、
とにかくどんどん、どんどん下り

ヒェー、まだこんな岩があるのか

感心するというか、ため息が出る。
これほどに多くのコースが有り急峻な岩場があっても、
ちゃんと歩道が整備されてるのは、
気候が乾燥して、生物の多様性も少ないから、
日本のように道が崩れたり、草が生い茂らないからか、
やはり、文化の違いかな。
自然とそっと付き合うか、克服していくのか、深読みしちゃう、
こうして、なんだかんだと想像して考えるのが楽しいねぇ

なんとなく人の気配を感じ

見えた、見えた、村だ。

明るいのですが、もう夕方

村に入ってすぐの左手の建物は元小学校だとかで、
ここに泊まりますよ。
右手は、どうやらレンジャーの事務所のよう。

ここは現金しか使えないと知って、

うらめしそうに、カフェを見ています。
まぁ、とにかく無事到着だ

うーん、なんかかわいいね

このオジイサン、ワンコも連れてるんですよ。
何回見ても、人と勘違いしてし、ギョッとしてしまって、

そうだ、カードを使えるお店を探さねば

使えるそうで、ほっと一安心

なんか、ちょっと見たことがない木があり、

この木は、在来種ではなくて、南米のものでチリマツ。
松といわれてるけど杉の仲間のようで、
イギリスではモンキーパズルツリーと呼ばれてるとか。

あまりのトゲトゲが鋭く、サルの困惑と言われてるとか。

しかし、この木の自生地にはサルはいないらしい。

湧き水が流れ出し、のめますよ

夕方は閉まっているパン屋さん

ふむふむ、ここに昔は水車があったらしい

おお、ここで粉を引いているのね

幹線道路から坂道100から200メートルほどで村が終わります。
ここは、テーマパークではなく、リアルな村

ここで醸造しているというビールで乾杯。

ドイツに来てから、毎夜、ビールで乾杯。

ドイツ料理には期待はできぬ。

3万歩には届かなかったけれど、本当によく歩きました。

私、明日、歩けるのか…