コットブス、気に入ったぁ

連休最終日。
朝7時、霧が晴れてきたので、今日は晴れるかな。


またドイツ滞在記に戻ります。
日本からの私達がお土産物色から戻り

ランチはベジパスタだよ

そして、午後は電車(あれ、トラムだっけか)に乗って、
近くのクラインガルテンを見学に。
「入っていいのかなぁ」「入ってみよう」「叱られたら出よう」


なんて言いながら、見学しながら歩いていたら、
歳の頃は私くらいか、それより若いオバアサンが、
庭でプルーンの枝をノコギリで切り落としてた。
話を聞くと、枝が折れて処分していたところだとか


「おてつだいします」
「入っていいですか」
「いいわよ、どうぞ」
「実も取ってあげますよ」
「いいわよ、持って帰りなさい」
「たのしいぃいい」

「ドイツの語の勉強になるから話してみたら」
「そうだよ、そうだよ」なんて言いながらインタビュー。
彼女は、東ドイツのときの方が生活は貧しかったかもだけど、
もっとのんびりできてたと言ってたような…
しかし、それは年齢的なこともあるかもなぁ。
私もですが、年寄は、ついつい「昔は良かった」
っていう話になりがちだから

地元の二人と分かれ、コットブスの旧市街見学へ。
今回、スウェーデンでは砂利道、ドイツでは石畳を、
ずいぶん歩いた気がします。
いや、岩の上を歩いたのが一番多かったかも

いつ来ても思うけど、ヨーロッパは石の文化だなぁと。
大きくしないと分かりづらいのですが、
ガイドさんは皆昔の衣装です。
ま、日本で言えば、お城にいるおもてなし武将隊でしょうか、
いやちょっと雰囲気違うか…
ここは何やら東洋的で、日本文化のなんとかかも

あら、今度はこっちからも。
ピンボケですが、先頭を行く方はやはり古い時代の衣装です

大きな教会が3つあるらしいということで、
ここに入ろうとしたら閉まっていて


またもてくてく石畳を歩き


ご近所の別荘の方は、
ドイツにパイプオルガン修行に行ってらしたと聞いていますが、
ここにも大きな新旧のパイプオルガンが2つありました


この聖ニコラス教会は、

石畳と古い町並みに、トラムが似合う

コンパクトな街で、建物を見ながらグルっと回ってもちょうどいい


シュプレムベルガー塔という何やら高い塔の前まで来たので覗いてみる


「上ろう」と、誰も高いところを拒否する気もなく、
そして、もはやこれくらいの階段、全くためらわず

階段の途中の壁には、展覧会のような、
地元の画家の絵かな


一番上には時計を動かす機械が

左奥は火力発電所らしい。
右奥には風力発電の大きな風車がズラリという対比がドイツらしい


ちょうど5時の時報の鐘の音を聞きました。


その後、シュプレー川沿いの道を歩き、
鴨に餌をやるおじさんを見ていたら、なんだか見慣れない生き物が。
いや、待て、これは日本でも問題になってるヌートリアではなかろうか。
シュプレー川は、エルベ川の支流で、
ドイツではベルリンなど主要都市にも流れる重要な川だとか

川べりの大木には、フクロウがいますよマークが付いていました

じゃーん、結局プルーンは、全部私達にくださって、
手持ちのエコバッグ3つに満杯


下見をしておいた、ケーキ屋さんでケーキも買っておいてもらったし

ヴィーガンやベジの二人には申し訳ないけど、
「やっぱり、せっかくドイツに来たんだから」ということで、
3種類のソーセージを買って


翌朝、いただきました。