野外博物館 スカンセン

久しぶりの雨です。
そう、スウェーデンで半日雨に降られて以来かな。
今日はその雨の日をご紹介します。

ローゼンダールから、野外博物館への道すがら、
ボールか発泡スチロールなのかしらと近づくと、なんとキノコ

もうすっかり花が終わったヤナギラン。
峰の原のヤナギランがどうなったかしらなんて思い出しました

水辺の道は気持ちがいい。
この体型は、やっぱりスウェーデンだなぁ、なんてねぇ

もう、すっかり歩くことが当然だという気持ちになりました


BSの人気番組、世界街歩き並みに建物ウォッチングもたのしい

ああ、これこれ、スカンセンの入口だぁ

後で、クレジットカードを見たら、入場料は日本円で4590円。
うーん、まぁそんなもんかなぁ

ここは体験型博物館なので、ガラス工房も陶芸工房もあります

その横にはショップもね

スウェーデンが他の北欧諸国より早く豊かになったのは
鉄鋼業があったからです。
ここは、初期の頃の工場を再現しています

昔の伝統的な田舎の建物なども歴史を追って再現されていて、
建築好きには、たまらない場所



私の神通力も効かず、冷たい雨が降り、雨宿り。
頑固なドイツ人の若者は、持っているにも関わらずレインコートを着ない

中に入ると、暖炉に日が入っていて、こんな方が出迎えてれくれました。

ベッドがどこもすごく小さいので、疑問に思って聞いてみたら、
座って寝るほうが健康に良いと言われていて、
足を伸ばすだけの姿勢で寝ていたらしいことがわかりました。
まぁ、いつの時代も健康志向が強いのは同じかな

部屋が暗くて、ぼけぎみの写真でごめんなさい。
赤は、どこの国でもお祝いの色みたいね

そして動物園もあるのですよ。
ヒグマを間近で見たのは初めて

右端の軒下に毛糸が干してあるのわかりますか

毛糸に誘われて中に入ると、こんな方が。
人形じゃなくて、生きているオバアサンですよ。

質問をすると、その時代の話を、
まるで今のことのように話してくださいます。


こんな雨でも、お客さんはいらっしゃってます

この建物、私のデンマーククロスステッチの図案にそっくりだと思ったら、
どうやらデンマークの影響があったようなないような(あやふやな記憶)


そして、ここにも、その時代の方が住んでおられ、
私達に、家の歴史を話してくださいました。
ごめん、メモもせず、すでに忘れちゃった。

ということで冷たい雨でしたが、今回も興味深い体験できました。
ハウステンボスに行ったことないけど、こういう感じなのかしら。
そして、ドイツ人の若者は見事に風邪を引きましたとさ…
こどもだねぇ、なんでそこまで意地を張るのか

もしストックホルムに行かれるなら、
ローゼンダールもスカンセンにもお立ち寄りください。
いっぱい歩きますけどね