歓楽街の片隅で

昭和の高度成長期時代には、
休日は日本中の商店街が人であふれていました。
長野市には、善光寺の下に権堂という
アーケード商店街と歓楽街があります。
そんな歓楽街も、今は様変わり。

そんな歓楽街のはずれで、
私たちはのんびりとしたグループ展をしています。

作品を出しているわけでもない私は、
子守をしたり、なんとなくウロウロしながら、
久々に地方の都会の暮らしを楽しんでします。

森フェスもですが、どうも若者の姿がないのが課題です。
どうしても30代40代前半が多くなって、
20代10代は見かけないなぁ…

いやいや、峰の原の暮らしでは、30代、40代は若者で、
50代ですら若者かもです。
日常の暮らしって、どの世代も、
同じ世代でグループ展やってる感じなのかしらねぇ。

会場の二階では、ここのオーナーでもある
アーティストのともやさんが、
こどものためのお絵かき教室を開催していました。
見学させてもらったオジサンは、
「(こどもたちが)自由に楽しそうに、
活き活きとしてて、びっくりして感動しました」
と、興奮気味に話してくださいました。
そういうことに感動できるオジサンの感性、いいじゃん。



ランチにはアーケードの近くの蔵を改装した
店舗の一角にあるおしゃれなカフェに。
おしゃれだし、味に悪くはないですが、
山姥な私には、そうじゃないだろうと
思わせるものがありました。
いやだねぇ、いじわるバーサンは。

そ、そして、なんだこれ!

昔から、こういうのは人気でしたが、
見た目は、微妙に進化してる、変わってる。
後ろを歩く大人もこどもも、妙に静かにゾロゾロゾロ…
マナーが良くなっているってことだけなのかしら?