ガングリオン

今日は快晴。
3月11日の朝に、
このすばらしい青空は複雑な気持ちになります。
そんな簡単なことじゃないとわかっていても、
何もできていないという後ろめたさ。
もう3年、まだ3年。

変な題名ですみません。
アニメみたいでしょ。
シワシワの油のないこの手のひら、
なんか節も指も太いですよね。
なんだろと思われるでしょうが、
この薬指の付け根にガングリオンがいるのです。
なんかコリコリしたモノがあって、
押さえると痛いことに気がつき、
あれこれ自分でなんだろうと調べたのですが、
よくわからないのでお医者さんに行くと、
「うーん、たぶん悪性のものではないでしょうが、
経過を見るべきかもしれないので、
違う先生にみてもらいますので、明後日、
もう一度来てください」と言われて、
昨日またお医者さんに行きました。
たいしたことは無いと思うと言われても、
なんか気になりますしよね。
お医者さんは、はっきりこれだという
病名を教えてくださったのではなく、
一人でぶつぶつと「ガングリオンかなぁ・・・」
と言っておられたので、
「ガン・・・」と聞いては、
内心穏やかではなく、
帰って急いで調べたところ、
「若い女性に多い病気」と書いてあり、
うふふと、すっかり気を良くしました。
そして、昨日、別のお医者さんは、
「ま、もっと大きくなったりしたら、
また来てください」と、それだけでした。
あーあ、それだけなの・・・

こんな本を買いました。
今から作文コンクールに参加するわけではありません。
この本を読んだ時、
もう25年も熱帯林の保護活動に携わっていながら、
まだこんなことが続いている、
まだ同じことを言い続けなくちゃいけないのかしら、
どうすれば、わかってもらえるんだろうと、
ズーンと気持ちが落ち込みました。

実は先週、この方が訪ねて来てくださいました。
もう20年近く前に、
こどものじゃんぐるの新聞などをお送りしたり、
何度か連絡を取り合っていたことがありましたが、
なんとなくお目にかかるチャンスがありませんでした。
ところが、複数の私の友人知人と繋がっていたようで、
ひょんなことで、初めてお目にかかることができました。
いつか会える人っていますよね。

やり続けなくちゃなぁ・・・

読みかけの本がたまってきました。
びっくりしたことに、
「トマト大学太平記」は、昨日届いたばかりですが、
なんと、3、11の地震らしき場面で終わるのです。
そうか、この本は2011年に出版されたんだ。
奥本さんの本を読むようになったのも、
熱帯林つながりからです。

「1984フクシマに生まれて」
機会があればお読みください。
お勧めします。