夏らしからぬ

昨日も何度か夕立がありました。
今日はどうかな。

今日は夏というより、秋色の写真です。
椿の絵ですから、秋を飛ばして冬かしら。
いや、夏椿かな。
この絵、私の叔父が描いたものです。
叔父は若いころ画家になりたかったのですが、
美大の受験に失敗して上京し、
その後もいろいろあり、
家族がずいぶん心配したものでした。
あの当時、神戸のセンター街で
叔父が通り過ぎるとみんな振り向きました。
父とはずいぶん年が離れていて、
私達が小さいころ、
まだ学生だった叔父に
遊んでもらった記憶があります。
そうそう、妹はブランブランと振り回してもらって
遊んでもらっていた時に
腕が抜けて大騒ぎになったこともありましたねぇ。
私がおとなになってからは、
叔父は三宮で小さなバーをしていて、
ちょっと大人気分を味わいたいときは、
叔父のお店に立ち寄ったりしたものでした。
その叔父は、今は神戸で喫茶店をしながら
(叔父ではなく叔母がやってるんだろうなぁ)絵も描いていて、
奥さんからは「うちの画伯」と呼ばれているようです。
ほんと、ドラマがありましたねぇ。
ちょっと道から外れた個性的な叔父のおかげで、
私もずいぶん楽しませて(人生も学ばせて)もらいました。

コリンキー、ご存知ですか。
柔らかいときは皮ごとスライスで生で食べられます。
色もきれいだし、お漬物に重宝してます。
皮ごと食べるものは、
なんとなくやっぱり無農薬が安心ですね。