小屋作りの合間に

こどもの時から、おちつきがない、集中力がない、
気が多いと通信簿にも書かれたりしていましたが、
三つ子の魂百までとは私のことです。

ペンションだけやっていればいいものを・・・
あれもこれもと、いつも走り回っています。
まぁ、足腰が弱って、走り回れなくなる日も近いし、
走れるうちに走っておこう。

というわけで、小屋作りをしながら、
ペンションでは学生さんの受け入れもしてました。
(あれ、どっちが本業だ)
その学生さんたちと、
峰の原をどうすればいいのかというワークショップをしました。

勉強しながら脇見をすると
(これも小学生の時からの得意技)、
テニスコートの修理が改修が順調に進んでいました。
勉強するより、
テニスコートの改修の方が私向きかも・・・


そんな不謹慎な私と違って、
学生さんは峰の原の将来、
20年後の構想を発表してくれてました。
20年後、私はどこにいるのかなぁ。

そして、学生さんがお泊まりの時に、
植物細密画家のお客さんもお泊まりでした。
毎日葡萄のスケッチに須坂にお出かけでしたので、
「見せて!」と、スケッチを見せていただきました。
これは下絵で、この絵をまた転写して、
そしてまたそれを本当に描き直すらしいです。
なんと、同じ絵を3回も描かれるんですねぇ。
そんな根気、私には無理だなぁ。
来年、展覧会に出展されるそうで、楽しみです。

小屋を作っている横の倉庫に、この鏡が捨ててあったので、
拾ってきてきれいに磨き直しました。
実はこの鏡、
私が小学校の6年生の誕生日に、
神戸の三宮のセンター街のお店で買ってもらい、
私の青春を見守ってくれていたものです。
母が少しは女の子らしいものはどうかと
鏡を勧めてくれたのを覚えています。
赤毛のアンに夢中な頃だったかなぁ。
今では鏡を見るのは、
朝、顔を洗う時だけの私。
一度は手放した古ぼけた鏡ですが、
捨てられないなぁ・・・