カラマツの家具

朝起きて、自分の想像したものと
違う景色を見たときの驚きって・・・
期待もせずに外を見たら、真っ白。
夕べの寝る頃の気温はプラスだったのに、いつの間に。
さすが、1500メートルの高原ですね。


この間、松本に行ったのには、
他にも用事もあったのです。
午後は、木工加工の作業場へ
もう、今は使われていない作業場。
この工作機械、もったいない・・・

その作業場の奥の倉庫にあったのは、これ。
松本の学校に導入されたカラマツの机の天板です。
私たちは、ボランティアで、
子どもたちがこの机と椅子を組立てる作業を手伝っていました。

そしてこちらは、カラマツではなくタモです。
この机には、たくさんの人の思いと希望がつまっていました。
でも、もう使われなくなってしまいました・・・
さて、どうしたものか・・・
深刻な問題としてとらえることよりも、
これをどう蘇らせるか、
また新しい希望に繋げられないかと考えるのが楽しい。
いや、楽しくなるようなことを考えたいのです。

そのカラマツの学校の机と椅子を作っていた木工会社は、
いろんな事情があって、
お店を閉じて5年が経とうとしています。
そろそろ、在庫の片付けも始めなくてはと・・・

そして、これは安曇野のアカマツでできた椅子。
これもまた、もう一度、日の当たる場所に出してあげたい。

作業上の墨に、こんな大きなストーブもありました。
木工場に活気があった頃、
このストーブも熱く燃えていたんだろうなぁ。