梅雨の合間

気持ちの良い週末です。
今日は、親方が一人で仕事をするとのことで、
私のなんちゃって左官屋さんは休業です。
右利きの私は右ばかり使うせいか、
右の腰あたりが筋肉痛。
もしかして、右腰痛っていうのかな、これ。
ほんと素人は無駄に力入れるせいか、
こういうことになるのですよね。
明日の高原食堂の前のガイドまでには、
良くなるといいんだけれど・・・

私は東京のことについては全く詳しくないのですが、
教文館はお気に入りで、
上京すると立ち寄ります。
私のお気に入りをご存じの方が、
私のためにこんなものをくださいました。
キリスト教伝道のための書籍販売から始まり、
今では、銀座で130年も続く書店、出版社ですが、
ビクターの代理店だったこともあったり、
メンソレータムの販売も持ち込まれたのを、
近江兄弟社に紹介したとか、
第二次世界大戦後はタイムライフの独占販売権
を入手したとか、
その歴史には、思わず、へぇ~です。

教文館のビルは、階段は狭く、
上り階段と下り階段が並んでいて、
なぜか、どことなく懐かしい。

昔、父が務めていた神戸の港近くのビルも、
ドアの取っ手は真鍮で、高い天井にはプロペラが回り、
大理石のような深い緑色の床や壁のビルでしたが、
新しいビルにはない、歴史や人間味を感じるような
雰囲気がありました。

そうか、日本禁断建築の父と言われる
アントニン・レーモンドの設計だったのね。

この本も面白かったですよ。
万城目学さんと門井慶喜さんの共著、
「ぼくらの近代建築デラックス!」、
お勧めですよ。

都会にも魅力的なものがいっぱいですが、
ここにも、自然の創造物が・・・
圧巻ですね。
今猫だけ、四阿山の中腹辺りのツツジが咲いているようで、
オレンジ色に染まっているのが、
下から見てもわかります。

この写真じゃわかりづらいでしょうが、
カラフトイバラも咲き始めました。
左上の角辺り、みえますか。
本州では、菅平、峰の原、
群馬と霧ヶ峰近辺のみにあります。

昨日、新しく開業されるペンションの
食品衛生指導に行ってきました。
新米の指導員、指導なんて・・・
でも、指導したという証明がないと開業できないのです。
元お花屋さんだったとおっしゃるオーナーご夫妻から、
こんなおみやげ頂いちゃいました。
なんだか、あんな指導で、申し訳ないなぁ。
峰の原での新しい人生、
楽しく暮らしていただければと思います。