予報通りに、律儀に、雪です。
またモノクロの日々がやって来る。
でも外界はまだまだ
須坂の神社のけやきが、黄金色。
車を止めて中を、歩けばよかったなぁ・・・
昨日は、ここに用事があって、
初めて出かけました。
まだ、6月だったかにオープンしたばかりの
旧小田切家住宅。
飯山仏壇の豪華さ
鬼門の方角の塀の上には桃の瓦が乗っていました。
桃は不老長寿、厄除け魔除けの果物だそうです。
そして、主は桃の瓦だけでは足りないと考えたのか、
鬼門の方向に梨の木を植えたそうです。
「鬼門なし」ということらしいです。
指物、建具も凝っています。
これは昭和時代のかまど。
1950年台には、最新式だったとか。
ロゴマークにも使われている
ラピスラズリ?のタイル。
玄関の横にはミニギャラリーもあります。
須坂の製糸業はこの水車が大きな役割を果たしたそうです。
建物は、すばらしいのですが、
箱に命を吹き込むのは人間だと思うなぁ。
ここは、小田切家住宅として保存されていますが、
住宅というには、何かが足りないような・・・
須坂には、いくつか歴史ある立派な建物が保存されています。
今生きている人の暮らしの気配ない建物が、
人を呼ぶのは、簡単なことではないでしょうね。
これからいかにして、
次の世代につなげていくかが大きな課題かな。
いやいや、それは峰の原にも言えることですね。