2017年4月20日木曜日

小網代の森 行ってきました、三浦市4.

今朝は車のフロントガラスに霜がつき、
朝6時の気温はマイナス3度です。


三浦市の写真、長々と引っ張ってきましたが、
やっと本題にたどり着けました。
もう何年も前から、
いつか行ってみたいと思って、
機会を探していた小網代の森。

16日の日曜日のボランティアウォークに参加しました。
朝9時半に三崎口に集合して、路線バスで1駅。
ここ1年余り、私は完全に晴れ女です。
参加者も50人余りと、賑わっていました。

まずここで驚いたのは、
こういうガイドウォークに若い人がたくさん参加するなんて、
さすが都会が近いからかしら・・・

小網代の森とは(NPO法人小網代野外活動調整会議HPより)
神奈川県三浦半島の先端、
相模湾に面したリアス式の入り江と谷、
それが「小網代の自然」です。
標高70〜80mの台地を、いくつもの小さな川が刻んだ谷、
深い森、広々とした湿地、大きな干潟、
そして南国の香り漂う湾。
頂点から相模湾外洋まで約3km、
森と湿地と干潟と湾とを川が結ぶ、
ひとつの流域がまるごと自然のまま残された、
きわめて貴重な自然です。
小網代の自然の中心を成す「小網代の森」は約70ha。
東京ドーム15個分の広さ。
1.2kmの「浦の川」がつくった流域が
まるまる森と湿地のかたちで残されています。
川の最上流部から河口の干潟まで、舗装路も家もありません。
首都圏では唯一の「完結した自然状態の流域=集水域生態系」。
これまでに2000種以上の生きものが確認され、
絶滅危惧種も多数生息している、生物多様性の宝庫です。


入り口の手すりに、ナナフシの赤ちゃん。

アスカイノデ

この写真じゃわかりづらいのですが、
主にカラスザンショとクサギを増やしています。
さて、なぜでしょう、考えてくださいね。

しっかりとした木道が整備されています。

水の流れが1本に集中すると鋭く深い溝となり、
湿原が乾燥するので、人口的に水の流れを増やすために、
杭を打って流れをせき止めたり変えたりしています。
なるほど、菅平の湿原も農業排水のために、
大きな水路を一本通してしまい、どんどん深くなり、
そこへ湿原全体から水が流れ出し、
湿原の面影がなくなってきています。

もと田んぼ、それが戦後放置され4メートルもの
背丈の笹に覆われていたという場所。
2メートル以上のススキと格闘したことのある私にとって、
4メートルもの笹の生い茂るこの広大な荒れ地を、
何十年後(35年経ったそうです)の姿を思い描き、
人力で切り開こうと考えた人たちがいたことに、
ショックを受けました。

柳の湿原に山桜と新緑、体と心に、
さわやかな風が吹き抜けました。

最後に、ほんの少し、ハマカンゾウを増やすためのお手伝い。

子どもたちもは、干潟に行きたくて、ウズウズ・・・

作業が終わって、岸由二代表のお話です。
本を読んで想像していた先生より、
いいなぁ(偉そうに、すみません)。
淡々とした語り口、
しかし、信念と熱いものが伝わってきました。

生態系も魅力的ですが、やっぱり人も魅力的。

鮎の赤ちゃん、写したつもりですが・・・

わかりますか、うなぎの赤ちゃん見えるかなぁ。

えーっと、ノコギリガザミだったはず。
今回、初めて捕まえたとか。
浜名湖では養殖もされているそうですが、
お高いものらしい、いえ、珍しいものらしいです。

岸先生にサインをもらってご満悦な、友人。
きっちりとした筆跡。
私も、サインも貰えばよかった・・・

干潟には、あっちにもこっちにも、
カニ、カニ、カニ。

干潟からの湾の海側の景色。

山側の景色。

すでに帰ってきてから数日が過ぎていますが、
いまだに整理がつかず、どうまとめていいのか・・・
補助金に頼らず、寄付や自分たちだけで
運営なさっているけれど、まだまだ赤字運営だとお聞きし、
まず、現地で本を書い、
帰宅後、月曜日に会員登録と寄付をする手続きをし、
三浦市の担当部署に「すばらしかった」と援護射撃メール
(読んでもらえたかどうかも怪しいけれど)をし、
一緒に行った友人達と感想メールのやり取りをし、
火曜日に、岸先生にドキドキのお礼メールを出し、
さぁ、徐々に、自分に引き寄せて、
消化して、栄養にしなくちゃ。