地味も地味なりに

もうこの1週間、こたつは我慢してますが、
フリース着てます。

私のブログ、食べ物か植物か読み物の話ばかりですねぇ。
雑草というなの植物はないとよく言われますが、
このフシグロという植物、
ブロックの隙間から生えてきて、
しかも花はナデシコに似てるけど小さく地味。
「ひどく地味な花を咲かせる」なんて書かれようもしています。
でも、きっとこの地味さにもワケがあるはず。
名前もフシのところが黒いからという色気なさ。
だけどね、調べてみると、
「あーあ、そういう長い歴史やいろんなことがあったのね」
という気持ちになって、愛着がわくのです。
人だって、そういうもんですよねぇ・・・
気になる方はこれを読んでみてください。

我が家のひどく地味な庭の小径には、
ミズヒキがおおいかぶさっています。

そんななかでちょっと目立っているのがジャコウソウ。

その周りにこんなつた植物がいつの間にかおおいかぶさっていて、
もしやアレチウリではと、植物に詳しい友人に写真を送ると
「ミヤマニガウリじゃないですか」と
返事があって、ホッとしました。
そして、ミヤマニガウリは、
ただじゃまっけな植物というのではなく、
雄性両全異株性とかいう珍しいものだとか。
こんな地味な植物をちゃんと
研究してる人もいるなんて。

秋の我が家フロントはイタドリ。
ポストの上で小さな花をいっぱい咲かせています。
イタドリにもいろいろ事情があるんですよ。
しかも、わざわざ呼ばれて出かけて行った海外では、
歓迎されるはずだったのに困り者扱いだとか。
シーボルトが持ち込んだといわれるイギリスでは、
イタドリが生えているところは土地の評価まで下がるとか。
ほんと、いろいろ事情があるのよね、
地味も地味なりに・・・