気の向くまま

おはようございます。
今日は、菅平の小中学校の運動会。
お天気になりそうで、よかった。


美術館とか映画館は、一人でいくことが多いのですが、
いつか行こかなと思っていたら、友人たちに誘われて・・・
今、上田のサントミューゼで「ウイリアム・モリス」開催中。

写真撮影は禁じられてるので、ここまで。
じっくり、ゆっくり見させていただきました。

「どうしてもマツタケ食べたい」という人がいて、
なんと帰りに松茸ご飯を食べたのですが、
松茸ご飯を注文したら、松茸ご飯とぺろんとマツタケ一枚入ったお吸い物と、
漬物だけで、消費税入れて二千円弱・・・
これはちょっと暴利じゃないかぁ、世の中の相場はこういうものなのかなぁ。

ちょっと気持ちとお腹の整理がつかなかったので、
ケーキ屋さんのイートインへ。

私の世界ではないが、このパステルな感じ、フランスっぽい、かな。

で、こんなケーキをいただいて、気持ちを鎮めました。

戻ってきてから、ミュージアムショップで買った本など眺めて、ニヤニヤ。
そして、はがきを書いたり、友人に本を送ったり、たのしみました。

山本鼎の、この言葉に、深くうなずきました。
「仕事」という言葉の重さが今とは違うな、いいなぁ。
木彫りの器の模様や木っ端人形も、どれも今見ても古ぼけてないです。

ウイリアム・モリスについても、今まで気づかなかった
人物像が浮かんできて興味深かったです。
単なるデザイナー、芸術家ではなく、実際に自分で機織りもし、
新しい機械や技術に目をつけ、社会運動家だけでなく事業家としても優れていたのねぇ。
全てに情熱的で、しかもいろいろこなせる能力もあったのだなぁって。
本も出版するのですが、
「本は美しくあるべき物」だとし、
*ページは明瞭で読みやすくなければならない。
*活字が上手にデザインされていなければならない。
*余白は大きいにせよ小さいにせよ、
文字が印刷されている部分との釣り合いが取れていなければならない。
と、一冊の書物を建築物のように見ていたそうです。
まるでスティーブ・ジョブズのようなこだわりじゃないですか・・・
あの時代の本を作ることは、今のパソコンと同じくらい新しいものだったのかも。