やっと、おしまい

さて、今日は何をしようと考える日曜日。
やっと暖かくなってきたので、コンポストの穴をほろうかな。


植物園で思いがかない、もう十分満たされたのですが、
「せっかく岡山にいらしたんだから」と、
名所旧跡をご案内くだることになりました。
まずは吉備津神社



キビといえばこの人ですかねぇ、やはり。
童話や昔話、神話なども、案外キナ臭いものやドロッとしたものが
隠されていたりする気がするのは、人生知ってしまったからだろうなぁ。

弓道場もあり、外国人観光客が興味深そうに見ておられました。
こんなところにも外国の人が来ておられるのですねぇ。

この回廊は、まさにインスタばえかな。
お年頃の女子たちが、ポーズを取っていましたよ。

岡山って名前は、丘のような山があるからなんですよと説明されました。
なだらかな山々、人は住むところでかわるというけれど、
岡山の人がのんびりなのがわかる気がします。
でも、なんとなく気になったので検索したら・・・

そして次は備中国分寺にある五重塔。
この彫り物はなんだろうなんていい加減な推測を話していたら、
「これはですねぇ」と、横で見学されていた見知らぬオジサン。
元教師で愛妻家の男性が丁寧に説明してくださいました。
お友達が松本にいらっしゃるとかで、長野にも時々いらしてるとか。

そして国分寺のすぐそばには、こうもりづか古墳があります。
古墳、久しぶりでした。
いやこんな間近で見たのは初めてかも。

古墳の中から外を眺めると、タイムマシンに乗っているような気持ちになりました。

古墳の横の畑で、3人の男性が熱心に水やりをなさっていたので
「ひまわりですよね。油を取るのですか」と伺うと
「いや、景観のため。きれいに咲けばいいでしょう」って。
ああ、景観というのは、人の思いが作るのねぇ。
岡山のイメージがどんどん良くなります。

すべてがなだらか、穏やかなライン。
岡山は倉敷美観地区だけじゃないのよね。
思いがけず、岡山の魅力を堪能しました。
そうそう、駅で案内してくれたお嬢さんもかわいかったなぁ。
岡山は、やさしい人や美人が多いのかしらねぇ。

そんなのどかな岡山から大都会大阪梅田のバスターミナルへ。
この前、梅田に来たのは半世紀くらい前かも・・・

スターバックスで勇気を奮って
舌噛みそうな長い名前のコーヒーを注文して、
夜行バスに乗り込みました。
バイバイ、大阪、またいつか。

車中2泊の3泊3日の私の弾丸旅行はこれでおしまい。
長々おつきあい、ありがとうございました。