秋のことりっぷ軽井沢

いつ止まっても不思議ないような軽トラックに、あれこれ積んで、
いざ。軽井沢へ一人旅。

うーん、群馬県側は青空。
嬬恋をビュンと抜けて

また長野県に入って軽井沢が近づくと、
ガードレールが木製になる。
なんかねぇ、さすが軽井沢なのねぇ。

目的地はここでした。
もしかしたら20年以上来てなかったかも。
いや、もっとかなぁ・・・
ここの手前の今は駐車場になってる場所に西武百貨店もあって、
秋になるとバーゲンセールがあって、
つい買ってしまったこともあったなぁ。
あれはまだ20代でしたねぇ。

入り口こんな感じだったっけ・・・
確か前に見たときは、ミロやカンディンスキーの絵が印象に残ってる。
いや、アンドリュー・ワイエス見に来たんだったっけか。
覚えていたつもりが記憶なんて当てにならないと改めて思いました。

建物、こうだっけか。
何見てたんだろう。

屋内展示は、満足行くもので、最初は私しかおらず、
大きな展示会場貸し切りでした。
中は撮影禁止なので、外の写真ばかりです。

おやおや、これはこの間、緋の滝で見たヤマゼリかな。

サラシナショウマが、フワフワと

これはメタカラコウかなぁ、オタカラコウ、どっちかな。
葉っぱが丸いし、オタカラコウかな。

ここの庭は、芝生のように刈り込んでいるところ以外は、ほぼ自然な感じ。
親しみわきますねぇ。
植えた花はないように思います。

樹木は、植えたものもあるようですね。

うふふ、一見芝生のように見えますが、これまたうちと同じで、
コケとオオバコもちゃんといる・・・

イサム・ノグチって、李香蘭と結婚してなかったっけか、
確かフリーダ・カーロの伝記にも恋愛関係にあったと書いてあったような・・・
などと、どうでもいいこと思い出したり。

小川の手前真ん中はツリフネソウ。
庭師さんたちが、刈払機のロープで芝生の草刈り。
ちょっと腰の曲がったオバアサンは手鎌でしたねぇ。
北海道でも、庭の掃除をしている人を見ながら
「私も雇ってもらえるかしら」なんて思ってましたが、
ここでも、ついつい同じことを考えちゃいました。
芸術作品よりも、ついつい庭掃除に目が行きます。

ということで、こちらのオジサンの作業はブロアーで落ち葉片付け。
うーん、そそられる。

肝心の展示ですが、私は大満足。
堤家の財力、堤清二の知的スケールは、今の時代にはないものなんだろうなぁ。
ほんの数十年前の、数年前のことですが、
何かズシンと重み厚みを感じました。
11月までの特別展ですので、ぜひおでかけください。