「子の心親知らず」津野にて

今朝は霧雨の朝。
おかげで気温は8度と高めです。


昨日は小布施の友人に誘ってもらって、
長野市の津野へボランティアへ。
この色、この派手さですっかり全国的にも有名になったお店の駐車場は、
今はボランティアの無料駐車場です。

同じ敷地のラーメン屋さんは、再開に向けて片付け中のよう。

そのすぐ横に、炊き出しや必要な物資の補給所もあります。

お昼になったら、作業をしていた近くの公民館で
炊き出しのサービスがあるとのアナウンスがあり、
みんなでお相伴に預かりに行きました。

公民館のトイレは使えませんが、

外に、こんなトイレが2つ設置されていました。
昨年の夏の災害にあった岡山倉敷からですね。
辛い時、やさしさに触れると、やさしくなれるやさしさチェーン。

外にはこんなキッチンカーが来て、
無料でコーヒーを配ってくれていました。
手作り感がオーラを放ってますね。
最近軽トラのキッチンカーをよく見ますが、
手作りキッチンカーフェスでもやると面白そう。

このキッチンカーも倉敷ナンバーでした。
「おいしい」「ホッとするね」と、大好評でした。
遠くから、ありがとうございます。
私には、おなじみのヒゲの長髪スタイルの若者。
このあと、いくつかのテレビの取材を受けていました。

近くのお寺は、こんな惨状ですが、
ここにもたくさんのボランティアが来てくださっていました。

ボランティアに行くたびに人々の日常を垣間見て、
いろいろなことを考えさせられるチャンスを頂いてます。
昨日一番印象に残ったのは、
地区の公民館のような場所で、炊き出しを頂いていた時、
被災者の方が、大学生のボランティアの若者たちが、
黙々と働く姿を見て「お父さんやお母さんは、
あなたがこんなに黙々とボランティアしてるなんて知らないでしょうね」
と、問いかけると「知らないです」と答えた話。
そうなんですよね、「子の心親知らず」。
被災地は、こんな若者たちから元気をもらい、学んでいます。

明日に続きます。