薬草だらけ

今日は晴れるとか。
梅雨の合間の貴重な晴れかな。
梅雨入りしましたものね。


この紫陽花のような花をつけてる木は紫陽花の仲間ではなく
ガマズミの仲間で、カンボクと言います。
香りもあるので、楊枝などに使われていたようです。
楊枝といえば、ちょっと高級なのはクロモジの木でできていて、これはもっと香りがいい。
中部以北、北日本のちょっと湿ったところを好むそうです。
うちから5分、まさにそういう湿った場所にあるんですよ。
この間うちに庭にも似たような葉っぱを見つけたのですが、
私は生きている間に咲くかどうかわかりませんが、ちょっとたのしみ。
フフ、うちのは全く違う木かもしれないけど。

そして、肝木の次は、腎です。
ジンヨウイチヤクソウ。
イチヤクソウの仲間ですが、わりに普通に見られるそうですが、
峰の原ではベニバナイチヤクソウに圧倒されてます。
腎と名付けられたのは、この葉っぱの形からだそうです。
しかしこの雌しべ、気になるなぁ。
こちらも北日本、中部以北が住処だそうです。
イチヤクソウの仲間は、最近ですが、
ツツジ科イチヤクソウ亜科にまとめられたそうです。
イチヤクソウは一薬ということで、薬草として用いられていました。
針葉樹林帯にあるとのことでしたが、この場所には赤松くらいしか見当たらず。

ちょっと数が減って心配なベニバナヤマシャクヤク。
でも、まだ大丈夫かな。来年も咲いてほしい。

サイハイラン。
名前の通りの見た目でしょ。

まだササバギンランが咲いていました。

希少種のツキヌキソウは、復活基調。

よもぎは世界に250種以上あるそうで、
日本では35種類くらい確認されているようです。
よもぎこそ、薬草の代表ですね。
これは、オトコヨモギ。

さて、晴れてる間に外作業。

そうだ、いつか薬草を見に、奈良に行ってみたいなぁ。