峰の原の草原を作ろう!10年目

今朝の目覚まし時計は、カラス。
別にカラスには何も悪いことないのですが、
カラスに起こされるのってさぁ・・・



もう30年ほどの付き合いになる、今は安曇野市豊科郷土博物館の学芸員で
植物の専門家の友人に、安曇野の草原の話や標本の話など、
彼女が実践していることを話してもらいました。

標本の価値とは何か・・・
わからない人にとっては、かさばる古い紙ゴミと同じかも。
ただ古いものを置いているんじゃないんだということ、
一度失ったものは2度と復元できない。
今の科学技術で標本からも遺伝子を取り出すこともできるそうな。
ただね、しっかり温度管理もされた収蔵場所がないんです。

ルーペをもって、いざ

もうこうなると、1メートルも進まない。
だけど、新しい発見がある。

若者の積極的な姿勢が、うれしい。
どんどん聞いて、聞いて。

「ほら、このウメバチソウのおしべがね」
「え、どれですか」
「ほらこれこれ」


「一美さん、アキカラマツ取ってきてください」と言われ、
さて、この後どうなったかは、ご想像にお任せします。

講演、自然観察、ケーキやお茶までついたランチ付きで3000円。
お得だと思うんですが、どうなんだろう。

友人の手製の標本バッグ。
外で押し花にして持ち帰るときに乾燥しないように、ビニール製だそうです。
採った植物を挟むバインダーも手作り。
マニアは皆それぞれに工夫して作っておられるのが面白い。

今年で10回目、10年やってきたけれど、なかなか思うように広がらず、
来年からどうしようかなぁ・・・