こういう種族

霧の土曜日です。
今日はどうしようかなぁ・・・


妹の家の玄関に、なんと、なんと、
私がおそらくまだ六甲にいた頃に母が使っていた花瓶と同じものを見つけて、びっくり。
どうやら、亡くなった叔母の家にあったものらしい。
昭和30年代だと思うのですが、千趣会(今はベルメゾンという通販が中心みたい)
という若い女性むきの通販会社があったんです。
あの当時は、料理カードも送られてきていて、
母はそれを参考に料理を作ったりしてましたし、私は子どもでしたが、
その茶色とクリーム色の容器に入ったカードを見るのが好きだった記憶があります。
妹は、叔母の家にあった、同じ柄のティカップも置いているらしい。
ノリタケですが、昭和な香りがぷんぷん。

地元ですが、決して自分で買えない高級ブドウをいただきました。
もらえなきゃ、ご縁がないと食べないケチな私。

こちらも頂き物のコールラビ。
甘酢漬けは歯触りが独特で、箸が止まりません。

ずっと通ってる菅平の薬草園、何がすごいって、銅のやかんを水やりに使ってるんですよ。
聞くと「別荘地のゴミ置き場で見つけたんですよ。
別荘地はいいですよ、いい本もあったりしてね」ですって。
別荘の住人は、捨てるものも高価なものが多いのね。
昔は峰の原もそう言われてた時がありましたが、今は、本当のゴミばかり・・・

新しく開墾したばかりの畑でも苗を植えています。
こんなふうに、その場所から出た石が木材を使うっていうセンスが、いいなぁ。

センスといえば、別荘の外壁と入口に木が使われて、温かみを帯びてきましたよ。
ここもまた、あるもの、できる限りリサイクル、自然に戻る素材を使ってます。

私たち、こういう種族みたい。