妥協の産物2

早朝、やっとお尻に火がついたと感じたのか、
望月は営業と称して上京しました。
二郎は、何やら忙しそうに電話をしたりFAX出したり、
荷物を発送したりしています。
雪の便りが聞こえないと、
うちの人たちは動き出さないようです。
なーんて、私はまだ漬け物も漬けてないし、
雪囲いもしてないし、
庭のテーブルも片付けてないんですけどね。

でもね、こちらは冬前にラストスパートです。
3通りに塗った土壁見本。
少し乾いて色が明るくなったかな。

おや、この黄色いのは何かな。
すき込んだ藁から灰汁が出たようです。
この灰汁の色は、時間が経っても消えないそうです。
本番で藁を入れるなら、
水につけて灰汁抜きした方がいいってことか。

まぁ、当たり前ですが、
縦に立てかけても崩れ落ちてはいませんね。
ただ、一番薄く塗った部分には
少しヒビのようなものが出てきてるようです。
ということは、もうちょっと厚塗りの必要があるってことで、
そうなると赤土はかなりいるってことで・・・

昨日の私の仕事は、断熱材張り。
どうだ、屋根は完成。
断熱材が余ったので、壁にも入れることにしました。
作業をしながら触っている
部分はじんわり暖かくなります。
効果あるんだねぇ、さすが断熱材って。


私が皮を剥いて磨いていた丸太や枝は、
入り口脇のハンガーに変身。

さて、今日も作業に行かなくちゃ。