雨だれの音を聞きながら、ゆっくりと目覚めました。
この音も聞こえなくなって、
しんしんと雪が降る静かな朝が来るのも、
もうじきですね。
今日は久しぶりに小屋の写真からご紹介します。
ハロウィンは過ぎましたが、
なんとなくハロウィンカラー。
木舞の影が美しい。
木舞は土壁を塗るための下地となります。
出来上がると見えなくなるのが、ちょっと残念なくらい。
出窓の部分の微妙なふくらみ、お判りになりますか。
板をこの細さに割き、1枚ずつ貼付けていきます。
木で作るとやわらかな曲線が出るそうです。
こちら側が入り口。
この写真は3日ほど前の写真なので、
今はまた少し趣が変わっています。
右側は開き戸、左側は引き戸になります。
引き戸の方はなんとか口っていってたかなぁ・・・
時間が空くと、望月や二郎も
手伝いにきてくれたりもします。
そんな時、親方は腕組みしながら「そーだねぇ」と、
私たち素人向きの仕事を探してくれるのです。
この二郎が貼った壁には、
昨日私はタイベックという紙を貼りました。
さてここからは久々に我が家の写真。
上田の両親の家の庭に咲いていた菊。
「もう終わりだから、持って行って」と、
どっさり刈り取ってくれました。
冬枯れの景色に中にこの鮮やかな色。
私好みの色ではないのですが、
秋色らしくて、これもたまにはいいですね。
菊は、どんなに洋風でも和風に見えるは私だけでしょうか。
人間と同じで、どんなに装っても、
やっぱり血筋は隠せないということかしら。
我が家に初めてLED登場。
今までの蛍光灯の電球と違って、
パッとつくのに感激して拍手してしまいました。
なんて時代遅れ・・・
でも、このパキッとした感じの光、
人間もヒカリによって変わっていくような気がします。
体にどうなんだろう・・・
今年も少しですが農家の方から渋柿をいただきました。
どうしようかなぁって思っていたのですが、
チョイチョイと麻ひもをかけて干し柿にしました。
あれ、でもなんかあまりに簡単、なんか変。
カメラを向けて気がついた!
自分のアホさに大爆笑してから(ああ、面白かった)、
皮むきをして、あらためて干しました。
このいきさつを話すと、
「かなり危ないよ」「まずいんじゃないの」
「やばいよ」と、どの人からも危ぶまれました。
や、やっぱり、私危ないのかも・・・
小屋も家もと欲張りな秋です。
ちょっと欲張りすぎかしら。