生まれ育った場所

今朝も私のバイトの同僚のパキスタン人の皆さんと、ちょっとおしゃべり。
彼らが何語で話をしているか気になって聞いてみました。
もちろん日本語で問いかけたんですが、
「ブルシャスキー語」という言葉らしい。
この言葉が、すごく稀少な言語だとわかり、感嘆。
彼らは、このブルシャスキー語のほか、共通語、英語、日本語も話す・・・
すごいなぁ、たくましいなぁ。


今朝は時折小雨もちらつくお天気ですが、
金曜日は、気持ちのいい作業日和でした。
今はエゾリンドウが見事です。
ウメバチソウも咲いてますよ。

さぁ、皆さん、スタート。

それぞれの持ち場へ、颯爽と。

手鎌で、丁寧に樹木や外来種を抜き取ったり

芝刈り機や刈り払い機を使ったり

こんな作業に慣れない学生さんたちも、一生懸命。
今はコロナで閉じこもりがちなので、気分転換になったかな。

ベテラン勢は、仕事が終わって井戸端会議。
今時のデジタルではなく、アナログな情報収拾手段。

こんなどぎつい色のタネから、どうしてあんな可憐な花が咲くのか。
このタネの色や形にも植物のしたたかな生き残り戦略があるのが、頼もしい。

作業の後の、このシーンとした祭りの後のような静けさ。

きれいになったこと以上に、この場所への皆さんの気持ちが、なんとも嬉しい。

どの人にも、生まれた場所、育った場所、今いる場所がある。
そして、それぞれにいろんな思いがあるのよね。
言語を持たない(もしかして、実はちゃんと話すってるのかも)植物にも、
同じように生まれ育った場所がある。