草原を作ろう!

連休前半は、峰の原観光協会の
「草原を作ろう!」イベントでした。
まずは、菅平の筑波大学の山岳科学実験センターで集合

車で、普段関係者以外立ち入り禁止の、
天然野芝の放牧地ませ。

開墾された時に残されていたズミ

この人工物が全く見えない雄大な景色。
左一番奥が根子岳、中央四阿山。


一番奥中央の山は浅間山。ちょっと手前の山の反対側は、
もう群馬県鳥居峠からの四阿山登山道。

集合地点の菅平はこの日は1日この雲の中でしたが、
牧場は、快晴。

ダボス牧場のと牧短黒和牛場の伊藤さん。

ここには、黒毛、短角、短黒和牛の3種牛が、放牧されています。
雪の深い時期以外は畜舎には帰らず、ずっと外でオーガニックな牧草を食べて
のびのび自由に暮らしています。

ああ、昔こんな色の石鹸あったなぁ。
今でもあるのかしら、青空石鹸。

遠くで見ていたつおりだった牛たちに、いつの間にか人間が囲まれていました。
牛は人間にストレスを感じるので、
皆声を出さず、なるべく静かに動きます。

この牛たちは、親子のようで親子のように見えますが親子ではなく、
この雌牛は、性格が寛大で、どの子にも求められればお乳をあげるそうです。
伊藤さん曰く「人間もねぇ、そういう寛大さがなくちゃねぇ」
「多様性を認め合わないと良くならないのですよ」なんてね。
自然界、生き物から、生き物の人間は学ぶことがたくさんあります。

いつの間にか、牛たちは、誰(人間にも牛にも)の指図も受けず、
なんとなく遠ざかっていきました。

そして、ここは春先に野焼きをしている牧場の一部。
同じ地域の草原であっても、野焼きをしている場所、
放牧地、スキー場などなど、人の関わりによって、そのあり方が違いますし。
ここには希少種のオキナグサ、背丈の低めのキキョウ、ススキが多く見られます。

今年に草原を作ろうは豪華版。
夜は、ナイトハイク。
ここからは夜の闇の中で五感でハイキング。

続きは明日へ。