老いるショック

飛び石連休の、中休み日。
飛び損ねて落っこちないようにしなくちゃなんて、
意味不明なことを考えて・・・


いつもの私の除雪風景

こういうもの見ると、つい・・・

除雪はオバアサンの運動不足解消とお楽しみになってます。

前から気づいていたのですが、白樺が白くないのです、うちの近辺。
たぶん、老化だと思います(樹木を老化という言葉で表現していいのか)。
こういう地衣類がつくこと自体、木が弱っているということだし、
もうこれで、だいたい40年以上生きてきたはずだものねぇ、ご苦労さん。

少し上を見ると、肌の色の変化がわかりますよね。

シラカバは、いわゆるパイオニアといわれる草原などに最初に出てくる樹種です。
白い木肌の色はベツリンという成分で、
白い色で直射日光を反射して木肌を守っているとか。
もともと寿命は6、70年(長くて80年ほど)ですが、
40年ほど経つと成長が弱まり、だんだんと弱ってきて枝や葉も勢いを失います。
でもね、隙間ができて風からの抵抗も減る。うまくできてるなぁ。
そしてなんと、風で木が揺れることで、
側に生えてきた他の樹種を鞭打って成長を妨げたりもしているそうな。
やるなぁ。
これはみんな、「樹木たちの知られざる生活」の、受け売りです。

峰の原は、ペンションが建つ頃は草原から笹原になりつつあるときでした。
あれから50年、シラカバも次に待ち構えている木々に、
少しずつ場所を譲る時が来てるのかなぁと。

今日のタイトルの「老いるショック」という言葉は、
みうらじゅんさんの造語です。
老いるも、案外いいショックになってるよね、シラカバさん。