いざ 余里へ パート3


降るかもとは思っていましたが降ったようです、雪。
この時期の花は、雪も織り込み済みだからへっちゃら。


ギャラリーの2階の展示室の作品
この部屋の改装、光の当て具合で展示の仕方、作者自らなさったとか。
独特の雰囲気です。
作品は全てブロンズだそうです。

子どもは、泣き出すかなぁ・・・

この2点に何かお気づきかしら。
私は、最後にもう一度見て、友人が「カズミさん、これって」と
教えてくれるまで気づいてなかったんですよ。
写真じゃわからないかなぁ・・・

きっと、影も作品の一部ね。






芥川龍之介か・・・




作者は主人の奥さんのお父さん。
芸大をでてから、技術の先生として教鞭をとられているかたわら、
生涯に作品を50作ると決めて制作なさっているとか。
素人の考えが及ばないところで、何かを感じて作っておられるのでしょうが、
後になって気づいたのですが、私が見せてもらった作品に全て人間が潜んでました。
もしかしたらですが、ものすごく人間を考えているというか、
人への情というか思いが強い方なのかなぁ、なんてね。

作品を見た後に、こんなたくましい植物の作品を見て、
手足がないことに、ちょっと、ほっ。

人の思いの熱さと夏のような暑さのダブルパンチで、
思わず、ジェラートを買ってしまいました。

これで、余里シリーズは終了です。
それにしても、たった半日、片道1時間あまりのたった半日の旅でしたが、
濃かったなぁ、圧巻でした、人間、面白すぎます。
私に受け入れられる元気があるうちに、後どれだけの人に会えるかなぁ。