初緋の滝

やっと本格的な春がやってきた気配を感じる朝です。
玄関軒下の7時の気温もプラス2度でした。


月曜日は、初緋の滝
去年は13日頃に様子を見に行っていたのですが、
今年は、4月になって寒い日が多く、雪が降ったこともありましたし、
新型コロナウイルスで、別荘の方や下界の方もいらっしゃらないだろうと、
整備も様子を見ながらと思っています。

望月はカメラを持って先へ、私は熊手で枯れ枝、枯れ葉を掃きつつ、
それぞれマイペースで。

ところが、事件発生・・・

まだ、地面を掘り起こしたてのような痕跡があり、
ここに立っていた熊ベルの支柱は、斜面に投げ出され、
しかも、こんなに激しく引っ掻いたあとが・・・

掘り起こされた木の根っこが、まだ濡れているということは、
たった今のことではないかしら。
先を行っていた望月は、何かが吠え、
ガサガサと逃げていくような音がしたというのです。
カモシカではないなぁ・・・

熊ベルの金具も落ちていました。
ここに来るとグッチ教授を思い出しますが、
教授は、この狼藉を働いた犯人を見たのかしら・・・

カタクリテラスに向かう斜面には、こんなダイナミックな倒木が。

毎年、安否確認してるウリハダカエデの蝶たち。

カタクリは、去年は早かったのですが、今年は例年並みかな。
やっと小さな葉が出てきましたよ。
自然は、人間なんか関係ないよねぇ・・・

北斜面の日陰にはまだこんなに雪もあります。
私は、遊歩道の掃き掃除に忙しく、
今回は緋の滝までは行かずじまい。
カタクリやニリンソウが咲き始めたら、また行ってみたいと思います。