ハッピーエンド

下界から戻ってきました。
ポカポカ快晴で、思いっきり花粉を浴びてしまったようで、
鼻水が止まらない。


ツルの絡まる雑木林を、なるべく自然のまま、
よそからのものを加えずに整備するというミッション・・・

峰の原の緋の滝の整備も、グッチ教授が「間伐を兼ねて、ここにあるものだけで整備します」
「動力は使いません」と言いながら、やっておられたなぁ・・・と、思い出しました。
ま、ここでは動力はOKでした。

糞土塾の塾長伊沢正名さんは、きのこの写真家で、
苔やシダの図鑑もだしておられましたが、
きのこ、苔、シダを卒業し、今ここ、ってことかな。

丸太の朽ちていたところから、親指ほどのこの黒黒した昆虫が現れ、
手にとってみましたが、名乗ってくれないし、悲しいかな私にはわからない。
そして動きが早くあっという間に去っていきました。
かえって調べるとオオゴキブリだと判明。
ゴキブリというだけで震え上がる方、ごめんなさいね。
この大きさに、なんだかとても嬉しかったです。

枯れ木を伐採して、檜林から飛んできて根付いたヒノキを何十本と片付け、
うーん、峰の原だけでなく、タイ、コスタリカ、ネパール・・・、どこへいっても、
なぜか林や森の中を歩き回ったり、
こんなことすることになるのは、
いったい、どういうめぐり合わせなんだろう・・・

たった1日ですが、ご縁のできた雑木林に、マーキングしてきました、ホホホ。

お昼に近所の麺類やさんで、
けんちんつけそばがおいしいと聞き注文したら、
てっきりおすましが出てくると思っていたら、味噌味でした。

なぜか、そのお店のお手洗いの壁に、こんなシールが張ってありました。
かえるとあひる、こんにちは。


その夜は、伊沢さんの72回めのお誕生日だったので、
スペシャルケーキを作って、伊沢さんの命がけの糞土思想に敬意をこめて、
お祝いしました。
終わりよければ、全てよしかな。

まだ番外編の写真があるので、もうしばらくお付き合いください。