自分に無い物ねだりだと思うんですが、
私は儚い一重の白い花が好きです。
エンレイソウより遅れて、
ミヤマエンレイソウ(シロバナエンレイソウ)が咲きます。
園芸種のような豪華さですが、
れっきとした峰の原の日陰者です。
日陰の女王かな。
そしてこれは峰の原でも数が少ないヤマシャクヤク。
環境省の純絶滅危惧種です。
うちにあるのは、生協かなにかで買ったもので、
野生のヤマシャクヤクより茎が赤く太い気がします。
朝鮮半島にもあるらしいので、
もしかしたらよそから来たものかなぁと思ったり、
あるいは、園芸用に作ったものかなぁ。
栄養状況かもしれませんが、
なんか違うんですよねぇ。
それに、もう咲いてますが、
菅平や峰の原のヤマシャクヤクは、
6月にしか咲いたの見たことないし…
昨日、ニュースで観測してから一番遅く
エゾヤマザクラが稚内で開花して、
これで、桜前線が列島を縦断したと言っていましたが、
桜ならなんでもありなのかと疑問に思いました。
本州はソメイヨシノで桜前線はかって、
北海道は、ヤマザクラって変だよね。
だって、八重桜や山桜は、
ソメイヨシノより開花は遅いんですもの。
ま、そんな野暮な理屈をつけないで、
もっと純粋に桜を楽しめばいいんですけどね。
ということで、
峰の原の横見沢沿いの
ヤマザクラも満開を過ぎました。
この桜は今から35年ほど前に、
峰の原の住民がまだ若かった頃に、
皆で植えたものです。
いつものようによりすぎてピンぼけで、
ごめんなさい。
桜の写真を撮ろうとした足下に
アマナが咲いていました。
踏みつけなくて良かった。
横見沢から戻ったら、
ヤマシャクヤクが開いてました。
明日にはもう、散ってしまうかなぁ…
この儚さが魅力でもあります。
花も団子も好きな私は、
この時期、らっきょを見ると、
まだ前に漬けたものが残っているのに、
うれしくなって、つい買っちゃうのよねぇ。
もちろん、新ショウガとか梅も買ってしまう。
しかし、安易な私は、
塩漬けせずにいきなり漬けるのです。
塩漬けしてたこともあるんですが、
このいきなりづけでも、案外イケルのですよ。