懐かしい、珍しい

週末というのに、
レギュラーメンバー以外のお客さんはなく、
少々心細いペンションですが、
めげてはいられないのです。
庭の草刈りやら、冷蔵庫の残り物の整理やら、
一家の主婦としては、
なんだかんだ本当はやった方がいいことをやり残していたので、
こういう日にこそ、やります!

「こんなもの、今の人は知らへんやろなぁ」と、
すっかりおばあさん気分の私ですが、
これご存知かしら、マクワウリ。
その昔、プリンスメロンというものがあり、
その前はこの黄色いマクワウリが主流でした。
須坂の農家のおばあさんが「なつかしいから」と
自家用に作っておられ、分けてくださいました。
あっさりした、ほのかな甘みです。
こういう甘さでも満足してたんだよねぇ…
味も人も過激になったのかもね。

これはなんの説明もなしにいただいたものですが、
一口食べて「ナツメかな?ナツメにしては大きすぎるし、
ねっとりしてる?」と、わからなかったので、
いただいた方にメールでお尋ねしたら、
アブダビ土産のナツメヤシだと教えてくださいました。
そうか、そうか、デーツと言われているものね。
朝からナツメヤシのこと、学びました。
宗教的にも意味のあるものなんだ。
これは乾燥したナツメヤシにナッツを挟んでお菓子にしてあります。
干し柿のようなねっとりした甘い味。
私は好きです。

看板の前の花壇ともよべない花壇、
私が管理してますが、
そのいいかげんさ(雑と言うべきか)を見かねて、
とうとう繊細かつ丁寧な作業をなさる山口先生が、ご登場。
「手伝いましょうか」と言うと、
予想していた通り「いりません!だってうるさいんだもん」
と、きっぱり断られてしまいました。
ということで、私は自宅の庭の草刈りします。
ああ、忙し!?