ヨーナスケーキ

昨夜は霧、今朝の気温は4度、太陽の日差し。
今朝は、ひんやりとした空気の中、
すべてが水玉におおわれてキラキラと輝いています。

あいかわらず、残品整理な毎日。
おやつも作るしかない・・・
薄力粉、ココア、卵はある。
ならば、あれはどうだと思いだしたのが、
ヨーナスケーキ。

今は40歳の長男が高校を卒業してから、
「なにもしないなら出て行きなさい」と、
やたら強気な母親にいわれ、
出て行った先がスウェーデンの友人の家。

長男は、子どもの頃からあっけにとられるほど素直で、
出て行けと言われ出て行ったことは何度もありました。
出て行くくせがついて、今も出て行ったままです。
出て行けという母親も単純、
出て行く子どもも単純だなぁ。
出て行く先があるって、ある意味、幸せだ。

そのスウェーデンの友人というのがヨーナス。
ここに何ヶ月いたかなぁ。
10代で日本語は全く話せずに家に来て、
息子たちと一緒にいました。
私のスウェーデンの息子だと思ってます。
その子が、うちにいるときに作ってくれたのがこのケーキ。
だから、Jonesケーキと私は名づけています。

レゲエが好きで、ボブ・マーリーが大好きで・・・
シュタイナー学校を出たばかりの若者でした。
今は、デザイナーになり、
3児のパパです。
気立てのいい、純粋な子で、
頭もよかったんだろうなぁ。
そうそう、男前でもありました。
すぐに、日本語も覚え、このレシピも彼の手書きです。
今も重宝しています。ありがとね。

そんなヨーナスケーキと一緒におやつの時間に飲んだのは、
息子の友人が須坂で借りているの畑で育てた、
ホーリーバジルのお茶。
けっこう話題なんですね、ホーリーバジル。

息子たちの友人達、
私がバーサンなのですから当たり前ですが、
もうみんなオジサン年齢だわ・・・