5月中旬と言えど、今朝の気温は5度。
こたつで足を暖めています。
さて今年もやってました・・・
軽トラックにゴミ袋、作業手袋、鎌、
日よけ帽子に長靴、作業着というオバアサン。
どこから見ても完璧山菜採りスタイル。
今日も、車の中から「ワラビ、もう取れるかい」と、
見知らぬオジサンに声をかけられました。
「そんなもんちゃうわい」とは言わず
「ワラビもでてますけど、私は外来種抜いてるんです」
というと、ニタッと笑って走り去りました。
友人も似たようなスタイルなので
「なにとってるんですか」とゴルフ帰りのマダムに尋ねられ
「食べられるそうですよ、セイヨウヤマガラシ。
召し上がりますか」と答えたら
「いりませんっ!」と呆れられたらしいです。
べつにね、嫌いじゃないのよ。
いいえ、むしろ、外国からやってきて、
なんとか生きていこう、
必死で子孫を残そうとするそのたくましさ、
前向きさ、愛おしくなるくらいです。
私が学者だったら、
論文書きたくなるかもっていうくらい深い関係で、
「ごめんね」と言いながら引っこ抜いてます。
しかし、「抜いても抜いてはえてくるものなーんだ」
となぞなぞにしたいくらいの勢いです。
答えは、セイヨウヤマガラシではなく、
もしかしたらオバアサンかも・・・
地面に膝をついていると見える世界が違います。
気分は、アリエッティ。
いえ、バッタかなぁ。
たまにはこういう目線になるのもいいことだ。